冷えを防ぐ薬膳

 四川料理は痺れるような辛さで有名ですが、四川省の高温多湿の気候を活かし、辛いものを食べて汗をかき、暑さを吹き飛ばすといった食の工夫からきており、日本の冷房対策にも応用できます。四川料理の代表、麻婆豆腐の味の決め手となる花椒(ホワジャオ)は、湿気を取り除き、だるさや食欲不振にも良く、豆腐はカラダの中にたまった熱を取り、のどの渇きを潤し、体液を補充します。

★トマト麻婆豆腐
 旬の野菜トマトの赤い色は、薬膳では夏の色で、心(血液の循環機能や精神活動をコントロールする場所)の機能を高め、トマトは赤いほど抗酸化作用が高く、血液をキレイにする働きがあります。
 材料(4人分)

 木綿豆腐:1丁(1.5cmの角切り) 合いびき肉:200g トマト:大2個(くし型に切る) 長ネギ:大さじ2(みじん切り) ニンニク:2片(みじん切り) ショウガ:1片(みじん切り) 豆鼓:小さじ2(みじん切り) 粉唐辛子:小さじ1 豆板醤:大さじ1
甜麺醤:大さじ1 チキンスープ:180cc(鶏がらスープの素小さじ2+水でも可)
サラダ油:大さじ1 水溶き片栗粉:適宜 花椒:適宜

作りかた
1.中華鍋をうっすら煙が出るまで熱し、サラダ油を入れる。ニンニク、生姜、長ネギ、唐辛子、豆板醤、甜麺醤を加え、香りを出すように、そして焦がさないように炒める。
2.ひき肉を加え、パラパラになったら醤油を足し、チキンスープを加えて、煮立ってきたら豆腐を入れて3分ほど煮込む。
3.くし切りのトマトを加え、1分ほど煮て水溶き片栗粉を加える。
強火にして豆腐の水分を飛ばすように焼き、器に盛って挽きたての花椒をかける。好みで葉ネギを散らしても良いです。