住宅ローンは自由に選べるのか?

青汁の話題からちょっと離れてしまういますが、今回はちょっと小難しいですが為になる話を・・・

 新築にせよ中古物件にせよ基本的には、どこの金融機関へ申し込もうと自由です。またそれを制約する規定もありません。ただし、まずご自分の諸条件を冷静にそして客観的に考えてみることが必要です。
 現在は、ほとんどの民間の金融機関は住宅ローンの貸し出しに積極的であり、低金利の住宅ローン商品も豊富に取り揃えています。またその一方で、よく貸出競争といわれる場合もありますが、その実態は優良顧客の取り込みなのです。
 たとえば、借入する方が、東証一部上場の業績も良い大企業に勤めているか、あるいは公務員で勤続年数も長く収入も安定しており、これから借りる住宅ローン以外に一切の借り入れがなく、クレジットカードも1~2種類しか持っておらず、そして年収に対する住宅ローンの借入額の倍率が低い(購入価格が安いあるいは自己資金の割合が高い)のであれば、どこの民間の金融機関に借入を申し入れても貸してくれます。
 しかし、必ずしも正比例するわけではないのですが、一般的に条件の良い住宅ローン(金融機関にとっては利幅が少ない)ほど審査内容は厳しく、金利が高いなど条件が悪くなるほど審査が甘くなります。
 金融機関にとって利幅が少ない商品であればあるほど、貸し倒れのリスクを低く抑えなくてはならないのです。
 民間金融機関の住宅ローン審査にあたり、年収や勤務先、勤続年数、返済比率、年齢などが考慮されるのはもちろんですが、詳細な審査基準や内容などは各金融機関内部の秘密事項であり、それらが明らかにされることはありませんので、さまざまな事例を積み重ねたり、話しを聞き出したりして推測するしかない部分も多いのも現状です。
 たとえば、変動金利ローンの返済比率をみる際に、外部に対しては年収の20%あるいは25%といった基準を示していても、現時点での金利ではなく、将来的に上昇した金利を想定し、その金利に置き換えた返済額を基に判断するのが通常なのです。